エミリオ・グレコ銅版画

東京都渋谷区松濤のお客様からエミリオ・グレコ銅版画 『受胎告知』を買取りました。

エミリオ・グレコは、イタリアで活躍していた芸術家のうちの一人です。今から100年ほど前の1913年、イタリアのシチリアのカターニア(「カターニヤ」とも)で生を受けました。
しかしその人生は、決して平穏なものではありません。父が病で倒れてしまったため、まだ13歳と幼かったエミリオ・グレコ少年は、石工見習いとして働く必要がありました。
しかしこれは、彼がその後芸術家として大成するための礎ともなりました。

30歳のときに国立美術館に作品が買いあげられます。また、第二次世界大戦が終わった頃にはその作風はゆるぎないものとなり、活動の幅を広げていきます。

「現在彫刻家」としてのエミリオ・グレコの名前は、非常に広く知られています。一方で彼は、「素描」「版画」の名手として知られていました。彼の描き出す素描や版画に対する評価

は、決して、「彫刻家の割りには上手い」「著名な彫刻家の描いたものだから受け入れられる」というものではありませんでした。その分野においても一流のアーティストとして知られ

ていたのです。
この評価がいかに適正であったのかということは、今回買いあげさせていただいた、東京都渋谷区のお客様がお持ちであった「エミリオ・グレコ銅版画 『受胎告知』」を見ればおわかり

になるでしょう。

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