山内一生作小原和紙

東京都渋谷区で、人間国宝 山内一生の小原和紙作品『杜若』をお買い取りしました。

日本で生まれ育った、数多くの工芸家のうちの一人に、「山内一生」がいます。
1929年に愛知県豊田市に生を受けた氏は、18歳のころから藤井達吉(明治生まれ。服部七宝店に勤めていたが、そのうち、芸術家として活動するようになる。七宝などを利用した革新的

な作風を得意としていた)に学び、紙漉きに接します。
24歳で日展に入選し、個展を行ったり、天皇陛下のご結婚の際に献上品を作り上げるなどさまざまな場面で活躍していきます。
数多くの賞を受賞しており、2007年には春秋叙勲のうちの一つである「旭日小綬章」を受賞することとなります。内閣総理大臣賞なども授与された彼は、現在の日本を支える芸術家のう

ちの一人だと言えるでしょう。
ちなみに、日本工芸家連盟の委員を務めています。

今回、お譲りいただいた「山内一生の小原和紙作品『杜若』」は、美しいカキツバタを独特の感性で描いています。紫色の美しい花を描いた、迫力がありながらもどこか静

かな絵であり、見るもののことを魅了してくれます。
カキツバタは初夏の花としてしられていますから、この季節に飾るのも面白いのではないでしょうか。

渋谷区絵画