小栗正男作の鼠志野草文汲出椀

東京都新宿区ののお客様より小栗正男の鼠志野草文汲出椀をお買取りしました。

小栗正男氏は、1945年、終戦の年に、岐阜県の時で生を受けました。わずか28歳のときに点窯を作り上げます。その21年後には工房の引っ越しを行いますが、57歳のときに個展を開くようになります。
その後は快進撃を続け、美濃の陶芸展でいくつもの賞をとっていきます。また、全国で個展を開き、精力的に活動をされています。

小栗正男氏のつくる約物は、どこか可愛らしく、優しく、時にユーモラスさを含みます。それは、小栗正男氏の得意のモチーフが「ウサギ」であることにもあるのかもしれません。

ただ、その作品は決して「優しいもの・愛らしいもの」だけに彩られているわけではありません。そのような優しい雰囲気のなかにも、迫ってくるようなダイナミックさがあります。
灰色や茶色、落ち着いた青色や黒色などのシックな色合いの器がよく作られています。

もっとも、かたちの面白さなども相まって、一つひとつの作品にまったく違うイメージを抱かせられることがあるのも確かです。

小栗正男氏の作品は、ご自身の優しさや楽しさ、焼き物にかける思いを写し取ったものであるとされています。

新宿区陶磁器