徳田八十吉作 碧明燿彩瓢箪型一輪挿し

東京都新宿区で九谷焼の人間国宝 徳田八十吉作 碧明燿彩瓢箪型一輪挿しを買い取りました。

徳田八十吉は、九谷焼の名手のなかでももっとも優れた名手のうちの1人であると考えられています。
三代目となった徳田八十吉の作品のなかには、「彩釉(サイユウ)」という非常に特殊なグラデーションをかけた作品がありました。その美しさは幽玄の美しさを誇り、柔らかく幻想的で、神々しさや光のありようまで感じさせられるほどの麗しさを誇ります。このデザインと似たようなものを作る作家もいますが、やはり徳田八十吉の作品は、一目見るだけで、氏の作品だと分かるほどです。

さて、この「徳田八十吉」ですが、もちろんこの虹のような作品以外にもさまざまなすばらしい作品を作り出しています。
今回東京の新宿で買取らせていただいた「碧明燿彩瓢箪型一輪挿し」のように、深いながらも透明感のある一輪挿しは、見るものの心を落ち着かせ、自然と手をあわせたくなるような深みをたたえています。
その美しさは、類を見ません。

ただ、三代目の徳田八十吉氏は2009年に没しています。現在は、その娘さんである女性が四代目を受け継いでいます。
風のように柔らかな質感をまとうその作品は、三代目とは異なるものの、素晴らしく美しいものであることは間違いありません。

新宿区陶磁器