皐月鶴年筆 花図二枚折れ屏風

東京都千代田区で、皐月鶴年筆 花図二枚折れ屏風を買取りました。

「皐月鶴年」という作家は、なかなか謎が多い作家です。
彼は京都の龍安寺に、金剛山と龍の絵を残したことで知られている作家ではありますが、その生涯は謎に満ちています。

彼は、南画(江戸時代から日本に広まった絵画のかたち。中国の明の影響を色濃く受け継ぐ。元の名称は「南宗画」だとされている。作品にはややばらつきはあるが、硬質な印象を抱かせる北宗画に比べると、柔らかい印象を残すタッチで描かれたものが多く、山水をよくモチーフとして取り上げる)を得意とする作家であり、南画家のうちの1人でした。号は「鶴翁」。

彼は京都に生まれた作家だと言われています。しかしその生まれた年は明確ではありません。ただ、活躍時期が、大正の終わりごろから昭和の初めであることを考えれば、これより前には生まれていた、と言えます。
また、富岡鉄斎を師としていたことでも知られています。

彼の不思議なところは、龍安寺にその絵を残すほどのい画家であったにも関わらず、没年さえも不明だということです。ただ、昭和31年以降に描いたとされる作品が残っていることから、これ以降に没したのであろうと推測できます。

千代田区日本画掛軸花鳥画