牡丹図 二枚折れ屏風

東京都港区で牡丹図 二枚折れ屏風を買い取りました。

「二枚折れ屏風」は、「2枚折屏風」「二曲屏風」とも表記されます。どちらも意味は同じで、真ん中で折れるようになっており、2枚に綴じ合わせられるかたちをとっています。ちなみに、大きさは畳1帖分と決まっています。

二枚折れ屏風は、現在でも非常によく見られるかたちの屏風です。これがなじみ深い、という人も多いのではないでしょうか。六枚の扇が連なっているものよりも、「表具」としてメジャーなものがこちらです。

さて、今回買取らせていただいた「牡丹図 二枚折れ屏風」は、この「二枚折れ屏風」に美しい牡丹を配したものです。

牡丹は、実は、縁起物の花として知られています。これは牡丹の持つ特性によります。
多くの花が散ってしまう冬の磁器、牡丹はきれいな花を咲かせます。寒牡丹の美しさは、花が散り失せてしまう冬の時期、どれほど人の心をときめかせたことでしょうか。

冬の寒さにも負けず咲き続ける牡丹は、「富貴花」とも称されます。お金だけでなく、美しさを表す言葉、あるいは家が栄えることをもかなえられる花として非常に珍重されてきました。花の王者とも言われています。
この牡丹は、調度品にぴったりだったことでしょう。

港区日本画掛軸花鳥画