現代工芸家 水牧憲治作 鋳銅オブジェ 『誅』

東京都目黒区八雲で、現代工芸家 水牧憲治作 鋳銅オブジェ 『誅』をお買い取りしました。

「水牧憲治」という名前をご存知でしょうか。
こあれは現在工芸家として紹介されることもある作家なのですが、同時に、「仕上げ師(仕上師)」として紹介されることも多い作家です。
彼は、高岡工芸高校の金属工芸科出身作家です。金森映井智(1908年に生を受けた彫金家。象嵌細工を使った花器で有名。後に人間国宝になるが、高岡工芸高校にて強弁をとっていた)を師に、在学中、多くのことを学ぶことになります。
この出会いが水牧憲治の人生を決定づけ、やがて、師の後を追うようにして、その世界に足を踏み入れます。

水牧憲治のことを論じようとするとき、彼の卓越した仕上の技術がよく取り上げられます。たとえば、清水九兵衛。京焼の大家であるとともに、抽象彫刻の代表者として知られるこの芸術家もまた、水牧憲治の仕上技術を頼りにしていたと言います。

ただ彼は、決して「仕上技術のみ」の作家であったわけではありません。
今回、東京都目黒区八雲で買取らせていただいた現代工芸家 水牧憲治作 鋳銅オブジェ 『誅』を見れば、彼が、「工芸家」としても非常に高いレベルにあることがわかります。

目黒区彫刻銅器