岡田雄志作 彫漆花器

東京都練馬区のお客様から、岡田雄志作 彫漆花器をお買取りしました。

岡田雄志(おかだゆうじ)は、日本を代表する漆芸家です。
1948年に京都に生まれ、京都市立日吉ヶ丘高等学校の美術工芸課程漆芸科を卒業。卒業時には最高賞を受賞し、すでにその頭角を現しつつありました。
卒業後は漆芸家の伊藤裕司(日展評議員、日本芸術院賞受賞)の弟子になって漆芸の技術をしっかりと磨き、京都府工芸美術展に初出品したところ、みごと初受賞。以後は創作活動に専念します。

日展・日本現代工芸美術展・京展・京都府工芸美術展などやグループ展、企画展、個展に精力的に出品をつづけ、多数の受賞歴があります。
1999年からはアメリカを中心に海外での活動に主眼を置き、創作活動とともに古い漆芸美術品の修復もおこない、2006年に始めた工房紫雲にて創作および修復活動に専念しています。

京展や日本現代工芸美術展の審査員をつとめ、また後進の指導にもとても熱心で、京都市立銅駝美術工芸高等学校の教諭として活動をつづけました。

今回のお品物は彫漆という技法をもちいた花器です。
彫漆とは、何層にも塗り重ねた漆の表面を彫って模様を作り出す技法です。色漆を何十回も塗り重ねることによって、美しい模様が浮かび上がります。
今回のお品物は彫漆の技法を操り、まるで黎明の山並みを活写したかのような、りんとした美しさを表現しています。

練馬区漆器・蒔絵