唐木握把純銀打ち出し急須

東京中野区のお客様から、唐木握把純銀打ち出し急須をお買取りしました。

最近では急須でお茶を入れることを知らない若者が増えていると言いますが、お急須を使っていれるお茶は味わいがちがいます。いいお茶葉を使っていれば誰だっておいしく入れられるだろうと思うでしょうが、お茶の道具に心をくばり、くつろいでお茶を飲むとより一層味わいが深くなります。

ちなみに、お急須の素材とお茶の味わいにはそれほど大きな関連性はないと言われています。2009年度に茶業技術協会で発表された内容によれば、お急須の材質によってタンニンという渋み成分の吸着力に差がでましたが、お茶のうまみ成分のアミノ酸ほぼ同じだったそうです。つまりどんな材質のお急須を使ってもうまみ成分に違いはないのです。

今回のお品物は純銀製の打ち出し急須です。打ち出しとは金属加工の技法のひとつで、薄い銀の板を作ってから、さらに木槌やタガネを使って立体的な形にしていきます。このように高い技術力が必要な急須は、自宅で使っていてもとてもゆったりした気持ちでお茶をいただけるでしょう。
今回のお品物のような銀製の急須は柔らかいつやがあり、みているだけで心がなごみます。しかもこちらの急須は柄の部分に唐木(黒檀や紫檀などを指す)という高級木材を使用しています。純銀と木材のコラボも楽しめるお品です。

中野区純銀