銀座和光 純銀鎚起酒盃

東京杉並区のお客様から、銀座和光 純銀鎚起酒盃をお買取りしました。

銀座和光は銀座の顔ともいうべき百貨店です。その歴史は終戦後の昭和22年に、服部時計店の小売部門を継承するために和光が設立したのが始まりです。ちょうどその年に、時計塔のある建物の連合軍接収が解除されたため、ここで和光本館が営業を開始。おなじみの和光の時計塔は戦後から始まったのです。

この時、和光が始めたショーウィンドウのデザインが大変な話題となりました。当時の新進気鋭デザイナーに依頼し、競作させたためです。以来、和光のショーウィンドウといえば銀座の顔。いまや日本中のショッピング好きが知っている有名な場所になりました。

今回のお品物は、銀座和光の純銀の酒盃です。こちらは鎚起(ついき)という技法で作られています。
鎚起あるいは打物(うちもの)ともいいますが、平らなところに金属の塊とおいて、金づちや木槌で薄く延ばした板金を使用する方法です。延ばした板金をさらに裏と表から打って、立体的なものを作ります。花瓶や鍋によく用いられる手法で、併用して金属板を折り曲げたりロウ付けしたりする板金技法も組み合わせられます。

純銀の板を裏からも表からも打ってつくるため、金づちの跡などを模様として残すことが可能です。こちらの酒盃にもみごとな模様がつけられ、酒席で使えば華やかさをもたらします。

杉並区純銀