皇室御下賜品 純銀小林製 菊花紋鳳凰花瓶一対

東京都荒川区のお客様から、皇室御下賜品 純銀小林製 菊花紋鳳凰花瓶一対をお買取りしました。

皇室御下賜品というのは、皇室もしくは宮家から頂くものです。とくに戦前の御下賜品は、皇室および宮家が贈答用に特別にあつらえた高級品が多く、繊細かつ華麗な装飾がほどこされています。工芸品としても貴重で、数も少ないためコレクターがとても多いジャンルです。

今回のお品物は純銀製の花瓶一対。花瓶の首の下あたりに金色の菊花紋があります。菊の花ことばは高貴・高潔・高尚、ここから菊花紋は天皇家ゆかりのモチーフとして扱われてきました。菊花紋のうち花弁が16枚あるのが十六八重表菊といい、天皇及び皇室の紋です。明治2年に公式の皇室紋となり、以来ずっと皇室だけが使用する菊花紋となっています。

ちなみに、警視庁の徽章や国会議員の議員バッジにも菊花紋が使われていますが、実はこれらの菊花紋と皇室が使う紋は花弁の数が違います。日本のパスポートには非常によく似た菊花紋がついていますが、あれも一重菊紋なので皇室の菊花紋とは微妙に違います。花弁が16枚ある菊花紋は、やはり皇室だけが使える紋なのです。

今回のお品物には菊花紋が入り、鳳凰の模様もついた格調高い花瓶です。。鳳凰も皇室とゆかりの深いモチーフですので、御下賜品にふさわしい気品があります。

荒川区純銀