峰雲作 純銀松鶴図花瓶

東京都足立区のお客様から、峰雲作 純銀松鶴図花瓶をお買取りしました。

日本では昔から、縁起のいいモチーフとして鶴と松がデザインされた松鶴図がよく使われます。着物の柄はもちろん、掛け軸や屏風、ついたて、襖絵などに一対の鶴と松の木が描かれています。
たいていはペアの鶴ですが、時には群れになった鶴(群鶴図))が描かれることもあります。鶴1羽だけというモチーフがめずらしいのは、鶴をペアにすることで長寿と子孫繁栄、夫婦和合などを表していると言われます。

今回のお品物は一対の鶴の横に松の枝と松葉が並んでいるおめでたい図柄です。松葉や鶴のくちばし、脚には金色がつけられており、よりいっそう豪華な雰囲気があります。
また鶴と松のモチーフを引き立てているのが、土台の銀の加工です。伝統的な金工の世界では鏡面加工仕上げ(鏡のようにピカピカに仕上げること)や、つや消し(銀表面をあえてつや無しにすること・梨地仕上げともいう)加工などがあります。今回のお品物は鏡面加工とつや消しをたくみに組み合わせ、より立体的な奥行きのあるモチーフを作り上げています。

このような銀製品のお手入れは、柔らかい布でからぶきする程度で十分です。お手入れが簡単なので気軽に使用することができ、使えば使うほどに光沢が出てきます。できればしまい込まずに飾ってこまめにお手入れをするのがおすすめです。

足立区純銀