古銅製カワセミ置物

東京都中野区のお客様から、古銅製カワセミ置物を買い取りました。

この「古銅製カワセミ」には、少し解説が必要でしょう。

「古銅」には、実は3つの意味があります。
まず1つめは、「昔に作られ、使われた銅」という意味。
2つめは、そこから転じて、「銅製のコイン(お金)」の意味。
そして3つめは、「胡銅」と書くものです。これは「コドウ」「コトウ」「古銅」とも書かれ、青銅で作られたものを言います。かつては、茶器などがこれで作られていました。
たった1つの言葉であるのに、3つもの意味を持つ「古銅」は、なかなか面白いものなのではないでしょうか。

さて、この古銅でつくられた「カワセミ」。カワセミは非常にきれいな青色の羽を持つことで知られています。この「カワセミ」は「川背美」からきている、とする説もあります。「翡翠」と表記することもある、とてもきれいな鳥です。

東京都中野区で引き取らせていただいた古銅製カワセミ置物では、古銅であるがゆえに、カワセミのその特徴的な青色・瑠璃色の羽の色は再現されていません。しかし羽を休め、下をじっとのぞき込むその羽の美しいかたちや、愛らしい生き生きとしたその姿は、私たちの心を魅了してやまないものです。

中野区銅器