渡辺景秋作 白銅花器 『明』

東京都世田谷区尾山台のお客様から、渡辺景秋作 白銅花器 『明』を買取りました。

「花を生けるためのもの」である花瓶。このように、その用途が明確であり、身近なものであるものであってさえ、人々はそこに「美しさ」「目新しさ」を求めます。
「花を生けるためだけに使う」と割り切っているのであれば、半分に切ったペットボトルなどに花をさすだけでいいのです。それにも関わらず、人々は昔から「花だけではなく、それを生けるための花瓶」にも芸術性を求めてきたわけです。

このような美への追求、目新しさへの好奇心から作られたであろう花瓶を、今回、東京都世田谷区尾山台のお客様より買取らせていただきました。
「渡辺景秋作 白銅花器 『明』」です。

白銅は、銅のなかにニッケルを混ぜて作られたものです。このようにして作られた白銅は鈍色の光を宿し、白銀色をとります。また、このようにして作られたこの素材は、腐食がしづらいという特長があります。
美しさと強さの両面を持ち合わせる白銅は、昔から多くの人に愛され、装飾品などにも用いられてきました。ちなみに、これで作られた「お金(小銭)」もあります。

仏具を作ることでよく知られている渡辺景秋が作った白銅の花瓶、お楽しみください。

世田谷区銅器