鋳銅金銀象嵌五つ足大花瓶

東京都文京区のお客様から、鋳銅金銀象嵌五つ足大花瓶を買い取りました。

「鋳銅金銀象嵌五つ足大花瓶」という呼び名は、なかなか長くて理解しにくいものです。
ここではこれを、「鋳銅」「金銀象嵌」「五つ足」「大花瓶」に分けて解説していきます。

「鋳銅」を知るためには、「鋳造」を知らなければなりません。これは材料(主に金属)の型を取るときに使われる方法です。事前に型を作り上げておき、そこに溶かした金属を流し入れます。これを冷やして型を外すと、理想通りのかたちが作れる、という製法です。

次に「金銀象嵌」を見ていきましょう。象嵌細工というのは、固めた金属などの表面を掘っていきます。そこに、また別の金属(ここでは金と銀)を入れ込んでいく手法です。非常に美しいデザインができるため、陶磁器にも利用されているやり方です。

「五つ足」はその名前の通り「五つの足で支えているもの」を、「大花瓶」は大きな花瓶のことを指します。

東京都文京区で保管されていた「鋳銅金銀象嵌五つ足大花瓶」は、さまざまな技術と工夫、デザインの追求から生まれたものです。銅の持つ美しい色、象嵌細工によって浮かび上がりる模様、五つの足に支えられた堂々とした大きさは、非常に強いインパクトを持って、わたしたちに迫ってきます。

文京区銅器