古銅観音坐像

東京都港区のお客様から、古銅鍍金観音坐像を買い取りました。

私たちにとってもっとも身近な素材である「銅」。これの歴史をさかのぼると、紀元前7000年~8000年ほど前にまで至ると言われています。人間が初めて知り、使った金属は、実はこの「銅」であったのだとか。
(もっとも当時は、この「銅」を作り出す力があったわけではありません。自分たちでそれを作り出すことができるようになるまでは、約2000年ほどの時間が必要です)
ちなみに、日本で初めて「銅」が利用されるようになったのは、紀元前300年ごろ。「発見」されてから、日本で使われるようになるまでには随分長い時間がかかったわけです。

さて、この「銅」ですが、これを使ったものは昔からよくありました。現在、「古い時代に使われていた銅」は一般的に「古銅」と呼び、今回港区南青山で買わせていただいた「古銅鍍金観音坐像」も、古い時代の銅を使って作られたもののうちの一つです。

「銅を使って、観音様や仏様をつくる」という考え方は昔からあったようです。たとえば、東大寺の大仏様。この大仏様をつくるときにも、銅がすでに使われています。

当時の人々は、赤く光る銅に、仏様に、どのような思いを抱いたのでしょうか。

港区仏像