黄楊木彫り仙人立像

東京都文京区のお客様から、黄楊木彫り 仙人立像を買い取りました。

「黄楊」という漢字ですが、これをどう読むか、ちょっと考えてみてください。あまり見慣れない漢字かもしれませんね。

「黄楊」は、「柘植」「樿」とも書きます。これの読み方は、「ツゲ」。このように書くと、どんなものか想像できる人もいるのではないでしょうか。女性の使うクシや将棋のコマなどによく使われる素材であり、ツゲ科に分類されるものです。

日本では、関東より西によく生えているものです。特に御蔵島(東京都)でとられるものがもっとも品質がよいとされています。ただ、現在は台湾ツゲなども見られるようになりました。

日本にある木材のなかでは、トップレベルに緻密な素材だと言われています。また、その均一な品質も愛され、昔はさまざまなものに使われていました。

そしてそのなかの一つに、「仏像」「仙人像」があります。ある程度強度がある木で生垣などにも使われていることから、その強さを多くの人が愛していたことの証明でもあるでしょう。

東京都文京区のお客様から買い取らせていただいた「黄楊木彫り 仙人立像」は、その衣のヒダ、穏やかな表情が生き生きと彫り込まれています。

文京区木彫・竹籠