本象牙煙管筒

東京都品川区上大崎のお客様から、本象牙煙管筒を買い取りました。

「煙管筒」という言葉をご存知でしょうか。これはよく「キセルづつ」と言われるものです。

この煙管筒については、その意味を、2つの方向性から解説することが必要です。
1つめは、「キセル」とまったく同じもの。後半に「筒」とついているだけ、というものでもあります。
もう1つの意味は、「1つめの意味で使っていた『キセル』を入れるための道具」を指します。このあたりがわかっていないと、なかなか混乱してしまいます。

さて、この「煙管筒」ですが、これも時代や作り手、そして買い手の好みによってその外見が大きく異なります。美しく塗装されたうえで朱色で字が入れられたものもあれば、飴色になるまで使い込まれたもの、成功な彫刻が彫り込まれたもの、紐などをつけたもの、反対にものすごくシンプルで飾り気がないものなど、その種類は実にさまざまです。

今回、品川区上大崎で買わせていただいた、本象牙の煙管筒。これは一見すると、飾り気がなく、とても地味なもののように思えてしまいます。しかしその素材の高級さ、得難さは、この煙管筒が、いかに優れた「特別なもの」であるかを私たちに伝えます。

品川区象牙