明時代・古銅坐像

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明時代・古銅の坐像をお買取りいたしました。

現在残されている中国の像は、ほとんどが石もしくは金属で作られています。
中国では古くから鋳造技術が発達し、世界に類を見ないほど独特な発展を遂げてきました。非常に高度な技術を持つ中国では、さまざまな金属が用いられてきましたが、銅はむかしから産出量がすくなく、貴重な素材でした。

古銅は銅のみを使用したものではなく、銅を主体とした錫(すず)・鉛の合金です。
作られた当初の色は茶褐色ですが、長時間発つと錆がつき、古銅全体が黒ずんできます。古美術の世界では、黒ずんできた古銅にこそ味わいがあり、「時代がつく」といって重要視されます。

今回のお品は、古銅を素材とした坐像です。
ふくよかなお顔がなんとも上品で、かすかに笑った表情と福耳が縁起の良さをあらわしますし、全身のうち、一部は時代がついて黒ずんでおり、他の部分には黄色味を帯びた輝きが残っているのが魅力的。

作られてから長い年月をかけてさまざまな持ち主を経てきたことが分かり、風韻を感じさせます。
衣のドレープやちんまりした足元など作りのしっかりした坐像で、全身がきっちりと残っています。大きな傷のない坐像は評価が高く、査定も高額になることが多いです。

このような古い坐像や仏像は、コレクターが多いアイテムです。とくに小さいサイズの坐像などはご自宅で念持仏(ねんじぶつ)としておかれたり、愛玩されたりすることが多いもの。収集していたご本人様がお亡くなりになった後、ご遺族が保存や処分に困るというケースがあります。

中国の古銅の像には高額な査定がつくものがあり、正確な古美術市場での価値が分かっていないと、査定額に大きな差が出てしまいます。
お形見分けなどでたくさんの古銅の仏像や坐像が出てきた場合は、簡単にまとめて処分してしまわず、一点ずつ丁寧に査定をしてくれる業者に依頼するのが良いでしょう。

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