脇差の買取

脇差のお買取りをいたしました。

脇差(わきざし)とは、1尺から2尺未満の長さの小刀です。現在では、刀長が30センチ以上で60センチ未満のものをいいます。

江戸時代の武士は、大小2本の刀を腰に差していますが、これは武家諸法度(ぶけしょはっと)で、大刀1本と小刀2本を指すものと決められていたからです。
武家諸法度以降、小刀を「脇差」と呼び大刀を「本差し(ほんざし)」と呼びます。

日本刀は現在でも多数残されていますが、刀の鑑定をするうえで見極めるべきポイントは3つあります。
ひとつは、制作された時代です。
刀の鑑定で最初におこなうのが時代の確定で、これを間違えると評価がまったく違ってきます。
次に刀の産地をみます。

古刀では、有名な刀工が出た場所がほぼ決まっており、大和(奈良県)・山城(京都府)・備前(岡山県)・相州(神奈川県)・美濃(岐阜県)の5か所です。
これを「五箇伝(ごかでん)」と呼びます。

最後に、刀工の名前も重要なポイント。
刀の完成度から見て、著名な刀工の作であるのか、弟子が作ったものかをみていきます。
刀工独自の特徴が認められれば、制作者の名を見つけるのは比較的簡単ですが、同じ流派のほかの刀工が制作したものである可能性も高いので、鑑定に際しては注意が必要です。

今回のお品物は、脇差です。保管状態も良く、良好なまま査定に出していただきました。
日本の刀は武器であると同時に美術品でもあります。誰でも刀剣の美しさを感じることが出来、古美術の世界では非常にすそ野の広いジャンルです。

とはいえ、刀剣コレクターが多くても、真贋は経験豊富な専門の買取業者でなければ難しいものです。
もしお形見分けなどで脇差、刀などが見つかりましたら、福助のような専門の買取業者に査定を依頼して、正確な価値を知っておかれると安心でしょう。

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