菅原信貞 梅ノ木茶杓

東京都大田区のお客様から、太宰府天満宮宮司 菅原信貞 梅ノ木茶杓(銘:飛梅)を買取りました。

茶杓(ちゃしゃく)は茶道のお道具の一つで、抹茶をすくって茶碗に入れるためのものです。先端部分に丸みがあり、そこで抹茶をすくいます。
素材は竹が多いのですが、今回のお品物のように梅の木や他の木材が使用されているものもあり、時には象牙といった高級素材が用いられていることもあります。
ちなみに茶杓は使い終わっても水洗いをしません。乾いた布やティッシュなどで拭って清めます。

お茶席における茶杓は、その日の茶席の格式や亭主の趣向によって、慎重に銘が吟味される大事なお道具です。客に拝見を請われますので、銘が入った茶杓は数が多く、茶人にとっておろそかにできないものなのです。

今回のお品物は、作者が太宰府天満宮宮司 菅原信貞氏だと判明しています。梅の木らしい濃い色合いと、曲線美がみごとな茶杓です。茶席に使う茶杓は亭主の好みというほかに、季節が大きくかかわります。
飛梅は、主に2月のお茶席で用いられる風雅な茶杓です。
骨董市場には飛梅という銘の茶杓は何本かあり、つねに人気があります。とくに茶人からの評価が高いので、買取させていただきました。

大田区茶道具