市松人形・女の子 縮緬着物

東京都中央区銀座で市松人形・女の子 縮緬着物を買取りました。

今回のお品物は、白く胡粉を塗った温かみのある肌にやさしい表情が愛らしい市松人形です。
市松人形は、こういったおかっぱ頭の女の子のお人形が多く、またお人形が着用している着物にも豪華さがただよいます。
これは、市松人形が始まった江戸時代のころから、着せ替え人形として楽しまれてきたという歴史と関わりがあります。子供のころに抱き人形として遊んでいた市松人形を、大人になってからは着せ替え人形として愛用していたため、市松人形の衣装には手の込んだ豪華なものがあるのです。

ちなみに女の子の市松人形は振袖を着ていることがほとんどで、男の子は羽織・袴の正装姿です。どちらも、ちりめんなどの高級な素材を使用した着物です。
縮緬(ちりめん)は、細かいしぼ(織物の細かいでこぼこのこと、織り糸のよりによって布地に風合いを出す)が特徴です。柔らかくて光沢があり、江戸時代から現在まで高級な着物の素材として使われてきました。非常に高価な素材ですから、ちりめんの振袖を着た女の子の市松人形は子供が遊んでいたものではなく、大人の女性や男性が着せ替え人形として愛好していたものでしょう。

今回のお人形は、上品な菊と松の模様がついた振袖を着用。さらに豪華な帯を結んで、丸ぐけという重厚感のある帯締めと赤いちりめんの帯揚げをつけています。ゴージャスな市松人形で、長年にわたり大事に保存されたことがよく伝わるお品物です。

中央区人形市松人形