松乾斎東光作の市松人形・女の子

東京都中央区銀座で松乾斎東光作の市松人形・女の子を買取りました。

市松人形とは、江戸時代から続く日本人形の一種です。地方によって「いちまさん」とよばれたり「やまと人形」と呼ばれたりしていますが、子供の健やかな成長をねがって作られたお人形です。昔は女の子の赤ちゃんが生まれると、父方の祖父母が初節句のお人形としてひな人形とは別に送るという風習があり、ひな人形の左右に男の子と女の子の市松人形を一対ならべて飾ることが一般的でした。

市松人形は、今でも一体ずつ手作りしています。作家によってお人形の雰囲気が大きく変わることも特徴で、今回のお品物のようにとてもやさしく、やわらかな表情のものに人気があります。
また同じ作家が作ったものであってもお人形のひとりずつにちがう表情があり、それぞれのかわいらしさを楽しむことができます。

こちらのお品物は、松乾齋東光の作品です。現在の松乾齋東光は3代目で、初代の次男にあたります。平成14年から3代目松乾齋東光を名乗り、明治時代から続く伝統的な技法を受け継いだ正統派の市松人形を作っています。顔や手足には桐塑(とうそ)と胡粉(ごふん)を使用、着物には古布を使用するなど伝統的な製法を重んじたスタイルが感じられます。
今回のお品物もぽってりした口元ややさしい目の表情、ふくよかなフェイスラインなど、市松人形の品の良さがにじみ出ており、とても上品なお人形です。

中央区人形市松人形