バカラ(Baccarat ) ステラ・ペアロックグラス

東京都大田区のお客様から、バカラ(Baccarat )ステラ・ペアロックグラスを買取りました。

バカラの歴史は1764年、フランスのロレーヌ地方で始まります。
当時のフランスは戦争のために疲弊し、経済も落ち込んでいました。そこでロレーヌ地方の領主だったモンモランシー・ラバルが、ガラス事業を始めることを思いつき、当時の国王ルイ15世にガラス工場の設立を承認してもらいました。そこでバカラ村にガラス工場ができたのです。

ではなぜバカラのクリスタルは、これほど透明感があって輝きが強いのか。
これはバカラクリスタルの酸化鉄含有量が非常に高いことが理由です。一般的なガラスはソーダガラスといい、クリスタルはソーダガラスの成分に酸化鉄が加えられたものです。酸化鉄を加えるとガラスの透明度が上がり、光の反射率や屈折率が高まってきらきらと輝くクリスタル(水晶)のようになるのです。
バカラクリスタルの酸化鉄含有量は、ガラス全体の30%にのぼると言われます。
これほどの酸化鉄をガラス成分に混ぜるには、非常に高い技術が必要です。他のクリスタルガラスメーカーでは難しいことなのです。

今回のお品物はペアのロックグラス、ステラです。ステラはバカラ創立250周年のために作られたもので、輝くクロス型のカットが特徴です。当初は日本限定の発売でしたが、あまりの人気に“2014”というメモリアルイヤーの彫刻がないタイプが、2015年より販売されました。
シンプルながら計算されたカッティングデザインで、きらめく星のようなロックグラスの名品です。

大田区七宝焼・ガラスブランド食器バカラ