須田秀石作 江戸切子・金赤被輪花籠目文大皿

著名なガラス作家、須田秀石作 江戸切子・金赤被輪花籠目文大皿を中央区銀座でお買取りしました。

秀石は、現在までに3代続く江戸切子第一人者の名前です。
初代秀石(堀口市雄)は、わずか10歳で切子職人をこころざし、叔父の小林菊一郎の弟子になりました。

のちに、みずからの工房を江東区に設立。伝統的な江戸切子の世界に最先端技術を取り入れて、常に革新的で斬新な作品を制作しました。その精神を受け継ぎ、のちに堀口硝子となってもデザイン性の高い切子作品が生み出され続けました。

次いで、2代秀石(須田富雄)が登場します。初代の右腕として活躍した2代秀石は、長年にわたって堀口硝子の工場長をつとめました。腕の立つ切子職人として、繊細かつ緻密なカットを得意とし、1991年には、東京都江東区登録無形文化財に認定されました。

そして現在の堀口硝子をけん引しているのが、3代目秀石(堀口徹)です。大学卒業後に堀口硝子に入社、以後は2代秀石について切子の技術を学びました。2008年に3代秀石を継承し、実用的な江戸切子の美しさを追求しています。

秀石の切子は、今回のお品物のように器として使ったときにこそ、最も美しさを発揮するのが特徴です。置いたときに光のあたる角度や器を手にした時のフィット感などを重視し、使いやすく美しい堀口硝子の良さをしっかりと味わえる秀作です。

中央区七宝焼・ガラス