ロココ調コモード

東京都世田谷区瀬田で、イタリア製 ロココ調・象嵌入りサイドボード(コモード)を買取ました。

私たちが、「中世ヨーロッパの家具」と聞いたときに思い浮かべるのは、ロココ様式のそれかもしれません。

ロココ調は、18世紀の時代にフランスの宮廷を中心として花開いた文化です。ルイ14世からルイ15世、今だフランスの宮廷文化が盤石のものであったころに好まれたデザインです。かのマリー・アントワネットが愛したプチトリアノン(ベルサイユ宮殿)は、このロココ調がとられていたことで有名です。

また、このロココ調は、建築物だけでなく、家具や食器にも取り入れられました。現在は中国の意匠をとることでも有名なマイセン、あるいは家具職人として歴史上でもまれに見る天才と称されるチッペンデールなどがこのロココ調をとっています。

ロココ調の家具は、非常に繊細です。また、女性的な美しさを誇ります。しかしそこには「重すぎる装飾」はなく、軽やかさを備えているという特長があります。緩やかな曲線を描くのが特徴であり、華やかでありながらもどこかほっとするような穏やかさをまといます。

フランスで生まれたロココ調ですが、イタリアなどでもこの様式を使って家具を作り上げるところも多くみられます。今回買わせていただいたものも、イタリア製です。

世田谷区骨董品