木彫ステッキの柄

シェパードが彫られた木彫ステッキの柄を、東京都大田区東嶺町でお買い取りさせて頂きました。

ステッキや杖というと、体を支え歩行を補助するための道具と考えるのが一般的です。
しかし古来から王や聖職者は、その権威の象徴として貴金属や宝石で装飾した杖を正装として用いていました。
また19世紀以降、ヨーロッパでは男性の礼服および紳士の装いの必需品としてステッキが広まりました。
礼服に使用するステッキは、ブラックカラーの棒に銀もしくは象牙の握りをつけたものが好まれましたが、同時に装飾品として彫刻を施したりギミックを仕込んだりした、さまざまなステッキが生まれています。
好みのステッキを持つことで、紳士としての自分とともに、自らのセンスを表現したのでしょう。
近代においてステッキは、男性にとってのステータスアイテムだったのです。

この度買取りしたステッキの柄は、シェパードを写実的に彫刻しています。繊細で緻密な作品で、犬の息遣いが聞こえてきそうなほど見事な表現力です。
この柄を利用していた人物は、愛犬家だったのかもしれませんね。

しまったまま忘れてる彫刻品はございませんか?
今回ご紹介したステッキの柄のように、一見ただの付属物にしか見えなくても、実は骨董的・美術的な価値を持っている場合があります。
そんなモノの隠れた価値を見つけ出すためには、経験豊かな鑑定士の目が必要です。
買取りに出したいけれど、価値があるかわからない。そんな時はぜひ買取福助にご連絡ください。
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大田区木彫・竹籠