前田竹房斎作 舟形竹花籠

東京都新宿区で前田竹房斎作 舟形竹花籠を買い取りました。

前田竹房斎(1917〜2003)は竹工芸の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定された人物です。

前田竹房斎は1917年(大正6年)も大阪で生を受けました。
1935年(昭和10年)初代竹房斎に師事して、竹細工の修業をはじめます。
第2次世界大戦時には兵役に就きましたが無事に生還し、それ以後はほぼ独学で修行したそうです。
1947年(昭和22年)に大阪工芸展で初入選し、それ以降、関西美術展、日本美術展覧家(日展)、日本伝統工芸展と高名な展覧会で次々と入選を果たしていきます。
1952年(昭和27年)二代竹房斎を襲名しました。
この時点ですでに高い評価を得ていた前田竹房斎は、襲名の翌年である1953年(昭和28年)には皇太子殿下へ、1956年(昭和31年)には天皇皇后両陛下への献上品を制作しています。

1972年(昭和47年)第1回伝統工芸木竹展奨励賞。同年、第19回日本伝統工芸展で優秀賞。1986年(昭和61年)第35回日本伝統工芸展で重要無形文化財保持者選賞を受賞と、素晴らしい実績を積み重ね、1995年(平成7年)に重要無形文化財「竹工芸」保持者、すなわち人間国宝の認定を受けました。

前田竹房斎は、素材である竹材の特性を熟知し、その良さを最大限に生かした作品を作る竹工芸士でした。
堅実で緻密な技術に裏付けられた、自由で独創的しかも格調高い作風で知られています。
また籃や盛器、茶箱など煎茶道具の作成も手がけており、見事な作品を残しました。

この度買取りました舟形竹花籠も、非常に高度な技術と丁寧な仕上がりが素晴らしい気品ある作品です。

このような竹籠や竹細工は、日本の風土に適した工芸品として古い歴史と数々の名品を生み出してきた骨董ジャンルです。
もし竹工芸品をお持ちで買取りをお考えなら、ぜひ当店にご連絡ください。
当店常駐の熟練鑑定士が、正確に査定し買取りいたします。

新宿区木彫・竹籠