釈迦涅槃図掛け軸

釈迦涅槃図
品目 掛軸
価格 35,000円
買取方法 店頭買取
買取地域 東京都世田谷区

釈迦が入滅する場面をあらわした絵を、「釈迦涅槃図」といいます。
釈迦は、母の脇の下から生まれ、生まれてすぐに右手で天をさし、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」と唱えたといわれています。

出家し、悟りを得てからは人々に教えを説いて弟子とともに生きました。その死は食べ物による腹痛が原因とされており、80歳で入滅しています。涅槃図は古今東西多数描かれていますが、その情景は共通しています。
釈迦は双樹の下の宝座に、北を枕に、そして右脇を下にして臥せっています。北枕の作法は、この釈迦涅槃にならったものとされているのでご存知の方も多いかもしれません。
釈迦を取り囲んでいるのは、菩薩や天部といった神々と弟子です。また鳥や獣も釈迦の涅槃を悲しみ、集まっている様子が描かれます。

こちらの涅槃図は、やや日本向けにアレンジされているようです。釈迦は托鉢の食べ物を食べて体調を崩したために、枕元に托鉢の包みが描かれることがありますがこちらにはありません。なお、この食べ物はキノコが有力ですが、豚肉という説もあります。また、一般的な涅槃図では釈迦を生んで7日後に亡くなった母マーヤーが生まれ変わった世界から降りてくるところが描かれていますが、こちらでは省略されています。

しかし釈迦の横臥の向きや、人と神々がともに涅槃を悲しんでいる様子はしっかりと描写されています。また、寝ている釈迦の足をさすっているスバッダや、釈迦の入滅を知って気絶してしまったアーナンダも描かれています。スバッダは釈迦が入滅する直前に最後の弟子として認められた人物で、一説には釈迦の入滅時期を悟り、別れに立ち会うのを避けるため先に入滅したとも伝えられています。

ちなみに、涅槃図は異なる時刻を1つの構図に落とし込む異時同図法を用いて描かれており、同じ人物が二ヶ所に描かれている場合もあります。マーヤーが描かれている場合、マーヤーを案内しているのと、気絶したアーナンダを介抱しているのが同一人物アヌルッダであるというのがもっとも有名です。

釈迦は、自分が亡くなった後は教えと戒律を師とするようにという言葉を、弟子に残していました。その言葉は守られ、仏教の教えが現在も伝えられています。

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