この作品は本物・偽物?【美術品鑑定】目利きのプロが見ている「真贋ポイント」まとめ

高価な美術品には、「本物か偽物か」といった問題がつきもの。中には本物とそっくりの精巧なフェイクもありますが、プロの鑑定士は見極めポイントを的確におさえて鑑定をおこなっています。

プロの美術品鑑定は、署名・刻印から見極める

プロの美術品鑑定においてまず大切なのは2つ

  • 署名(サイン)
  • 刻印(落款)

署名は、作家によって

  • 文字の書き癖
  • 文字のデザイン
  • 右下がり、右上がりなど署名全体の流れ

がそれぞれ異なります。偽物の作品は、たとえ美術品自体をそっくりに真似しても署名は模倣しきれないことが多いため、贋作を見破るひとつのポイントになります。

刻印は、掛け軸などの作品においては落款とも呼ばれます。
落款は作品に押す本人証明の印鑑のような役割を果たしており、基本的には作家本人しか所持していません。これも、どれだけ精巧な偽物を作ったとしても、

  • 刻印や落款のデザイン性
  • 刻印を押した時の欠け
  • 押した時のかすれ具合

などに違いがみられます。そのため、プロは署名と刻印を互いに照らし合わせ本物と偽物を鑑定します。

美術品の署名・刻印から制作時期を推察して鑑定

署名や刻印は、すべての作家が一生涯同じものを使い続けるわけではありません。

  • 一生涯、同じ署名と刻印を使い続ける作家
  • 制作時期によって署名と刻印を使い分ける作家
  • 署名は同じだが、時代によって刻印が異なる作家
  • 刻印は同じだが、時代によって署名が変化している作家

のように、いくつかの組み合わせが考えられます。
そのため、贋作と見破られる美術品の中には、

  • 変化し続ける署名と刻印の組み合わせが不自然な作品
  • 刻印は似ているが、署名が従来の美術品には見られないようなかたちの作品
  • 署名は似ているが、刻印が従来の美術品には見られないようなかたちの作品

などがあります。これらは、プロである鑑定士の豊富な知識によって暴かれます。

署名・刻印の違いを正確に判断できるかがポイント

絵画や掛け軸、彫刻といった美術品は、保管の仕方によって状態が大きく異なります。
油彩絵の具がひび割れているような古い作品でも、価値が高くなる絵画はあります。反対に、どんな状態のよい作品であっても必ず価値が出るとは限りません。

美術品の価値を決めるのは、その作品を誰があらわしたか、つまり、

  • 作家
  • 作家の知名度

が大きなパーセンテージを占めています。そのため、

作品が当該作家の手によるものである

という証明が何より大切。署名や刻印の違いを見極める重要性は、「作家の特定」という意味において重要なのです。

プロの美術品鑑定は、来歴・由来を見る

プロが本物と贋作を見極めるポイントには、

作品の来歴

もあります。美術品はある日どこからか沸いて出るわけではありません。

  • 作家(創作活動)
  • 美術品を売買する人の存在
  • 美術品を保管する人の存在

これら3つの存在が揃うことで初めて、美術品は世に出て長く愛されるようになります。
美術品が古いもの、価値のあるものであればあるほど、

  • 美術品を売買する人の存在
  • 美術品を保管する人の存在

は増えます。
この存在の数は、来歴・由来の厚さにつながります。価値ある美術品は人から人の手に渡り、売買が繰り返されて現代にあります。

美術品が販売された歴史から、鑑定

本物であれば、代々の所有者をある程度正確にたどることができますが、贋作はそうではありません。

  • ある日、突然世に出た美術品
  • 蔵に眠っていた幻の作品
  • 失われたと思っていたら突然あらわれた美術品

こうした謳い文句は真実の場合もありますが、偽物を売りたい誰かが騙っているケースもあります。偽物には来歴・由来がないため、捏造がおこなわれることも。それを見破るため、鑑定士は美術品の来歴・由来をチェックするのです。

来歴をたどって、作家にたどり着けるかがポイント

プロの鑑定士は、たとえ作家不明の作品でも来歴から特定することが可能です。

  • どこの画廊で取引されたか
  • 購入者の前の持ち主は誰か

といったことを辿っていくうちに、元の持ち主、例えば

  • 作家の近しい友人
  • 作家のパトロン
  • 作家の家族

などに行き着くことがあるからです。

プロの美術品鑑定は、制作時期と技術を見る

作家不明の作品の特定には来歴が大きなヒントをくれますが、

  • 作品の制作時期
  • 作風(技術)

も鑑定のポイントになります。贋作にはこの両者にズレや不審な点が見受けられるからです。
技術は技量といってもいいかもしれません。作家が生涯をかけて追求し会得していった作風と技術の独自性は簡単に真似できないものです。そこが鑑定のポイントになります。

作品上の技術と制作時期をあわせて、鑑定

偽物はどれだけ精巧に作られていても、制作時期と技巧的な性質のつじつまが合わないことがよくあります。

  • 時期から想定すると稚拙なはずなのに、異様に描き込まれている
  • 枯れた味わいが出てきた作品を描いているはずの時代に、精力的な作風である

などのような場合は、偽物とみられることもあります。
鑑定では、作家の人生や時代背景を多角的に考察して、総合的な判断を下していきます。

主に使われている技術と制作時期が合致するかがポイント

著名な美術品を模倣しようとした場合、作品に用いられている技術と制作時期を合わせるのは至難の技です。また、技術と同様に材料も問題です。

  • 作家の刻印(落款)の入手あるいは偽造
  • 作家が当時用いていた材料や道具の入手
  • 作家が達していたレベルの技量
  • 制作時期の作家の心身の状態の模倣

これらをすべて網羅するのは困難で、いずれかの部分にほころびが出ます。
プロの鑑定士は、そのほころびを見逃さずに鑑定をおこなっているのです。

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